代弁日記

人に褒められる文章を書く練習

卒業かあ〜…

2ヶ月続いた日記も、自分から始めたハッシュタグも全てめんどくさくなってこのブログを書いている。

卒業。この支配からの卒業。
既に過去のものとなった高校生の思い出は甘美な感情と共に記憶され、いずれ曖昧になっていくだろう。

誰しもが過去に縋る事は許されず、決別し未来に向かう事を強要される。

それはとても辛く、だからこそ卒業は悲しい。
僕も同じだ。友達との別れも、軽音部の公演も、雄幸の世界史をひっくるめてもいい。それらの神奈総生活は何にも代え難いものであったし、それは思春期における僕の成長の大部分を占めている。

だが、時々ある不安が僕を襲う。僕はこの3年間で「何者」かに近づけただろうか。かけがえのない「何者」かに。
この3年間で手に入れたものといえば、多少のベース、ギターの技術や音楽の知識、そしてほんの少しばかりの大学受験用の教養くらいのものだ。

僕は神奈総生活を通して多くの友人と出会った。彼、彼女らの中には、到底かなわないと思ってしまうような技術や、センスや、その他色々を持つ人間がいた。

僕はこの3年間で自分が「何者」かに近づけたとはとても思えない。
しかし彼、彼女らは着実に行動を起こし「何者」かへ近づいている。

人に与えられた時間は短く、その中で人は足掻かねばならない。
僕らと同世代で既に「何者」かになっている人間もいれば、「何者」になるために足掻くことさえも許されぬままその一生に幕を下ろす人間もいる。

そう。僕たちに与えられた時間は短いのだ。
だからこそ僕たちは懸命に足掻き、耐え、この世界の中で生き残らなければならない。

過去に縋る者は取り残され、未来に向かう意志を持つ人間だけが残る。

僕は明日、この3年間と決別し、この世界で生き抜くため未来へ進まなければならない。

生き残った先の世界を見るために。

っていう決意文でした。とっ散らかっててごめんね。
深夜&卒業テンションで厨二臭いのは許して。
卒業しても仲良くしてね。